若狭彦神社若狭彦神社に着きました。祭神は若狭彦大神・海幸山幸の神話で名高い彦火火出見尊を若狭彦大神とたたえて奉祀しています。 彦火火出見尊の別名は火遠理命(ホオリノミコト)ホオリともいいます。 ホオリは、日本神話に登場する神です。 山幸彦と海幸彦の説話に登場し、一般には山幸彦(山佐知毘古、やまさちひこ)の名で知られています。 また、 神武天皇の祖父です。 『古事記』によると、ニニギとコノハナノサクヤビメとの間の子です。 ニニギに国津神の子ではないかと疑われ、コノハナノサクヤビメがその疑いを晴らすために火中で生んだ三神の末子で、火が消えた時に生まれたのでホオリ(ホヲリ)と名附けたとしています。 兄にホデリ(海幸彦)、ホスセリがいます。 海神の娘のトヨタマビメを妻とし、ウガヤフキアエズを生んだのだそうです。 ウガヤフキアエズは、トヨタマヒメの妹である育ての親であるタマヨリビメと結婚しイツセ(五瀬命)・イナヒ(稲氷命)・ミケヌ(御毛沼命)・ワカミケヌ(若御毛沼命)の四子をもうけた。 末の息子が神武天皇となったのでした。 そして、ホオリは高千穂宮で伍佰捌拾歳(580年)過ごして亡くなったと言われています。 私の説明ではちょっと分かりにくい方は、日向神話神々の系譜を見ると分かりやすいかも知れません。 ↓境内です。 良く見ると雪が残っています。 この日はとても温かかったのですが、それでも雪が残っているということはこの辺りは寒いのですね。 凛とした冷たい空気に包まれています。 すぐ横に若狭若宮がありました。 古来、若狭彦神社(上社、上宮)を若狭国一宮とし、若狭姫神社(下社、下宮)を二宮とされて来たが、現在は、2社で若狭国一宮・若狭彦神社と称しています。 また、若狭彦・若狭姫は年を取らない二柱の神様とも言われています。 若狭彦神社に来たので、すぐ近くの若狭姫神社へも是非行きたかったのですが、時間の関係で今回は断念せざるを得ませんでした。 バスで前を通り過ぎた時にチラッと見ましたが綺麗な神社でした。 参拝できなくてとても残念でした。 今回は一日でかなり回ったのですが、残念ながら神宮寺と白石神社と若狭姫神社へは行くことができませんでした。 何だか「またおいでね。」と言われているような気がしました。 若狭は以前から是非一度、行きたいと思っていた場所でした。 遠いので、なかなか簡単には行くことはできませんでしたが今回、鵜の瀬や、若狭彦神社などに行けて、満足の一日でした。 pleさんの故郷ですよね。 素敵な故郷をもっておられて羨ましいです。 若狭を意識するようになったのはpleさんのブログがきっかけでした。 実際に行ってみて、また行きたくなってしまう素晴らしい場所でした。 しばらく若狭の余韻に酔いしれていたいと思っています。 |